腹筋が足りないから腰痛になる、わけではない(注)

一般的な慢性痛の腰痛の話
ひと昔前まで私たち運動指導者はよく言っていた
「腰痛になるのは腹筋が弱いからです
特にインナーマッスルを鍛えましょうね」
そしてあらゆる筋トレを勧めてきた
それを勧めている本人が腰痛持ち・・・
レッスンの度に腹筋100回くらいは軽くしていたのに!!!
毎朝寝床から起きるときがまるで高齢者(泣)だったのだ
決して腹筋が弱いから腰痛が起こるわけではない
その筋肉が何かの拍子にロック(拘縮)し
血流不足により痛みが発現する
さらに鍛えようといじめ続け大変な状態になっていた
残念・・
そして腰痛も拘縮する筋肉によって
解決の仕方が変わってくるのだ
脊柱起立筋なのか
大腰筋などインナーマッスルなのか
はたまた腹斜筋
もしかしたら股関節を中心とした外側広筋や大腿筋膜張筋
中殿筋など殿筋群だったり・・etc
ミオンパシーはその様々な痛み方によって
犯人の筋肉を探し出し施術する
やさしく痛みが消えるところを探し出し拘縮が解けるまで待つ
やがて筋肉はそのロックを解除し始める
さっきの痛みが嘘のように消え笑顔が戻る
なのに!
まだまだ『腹筋を鍛えましょう!』と推してくる環境がある
もし痛みの原因が大腰筋だった場合
その痛みは腹筋をするごとにひどいことになっていくのだ
昨日も一人
そんなで拘縮していたインナーマッスルのロックを解除した(汗)
もう・・・・お願いだから・・・(泣)
いじめないで!!!!